【天空の宿】山荘しらさで出会う、四国の宝物のような景色
「雲の上に広がる道」として人気の瓶ヶ森林道(通称UFOライン)。その真ん中あたり、標高1,400メートルの稜線に建つ宿泊施設が「山荘しらさ」です。
今回はそんな山荘しらさについて紹介します。
山荘しらさの概要

「雲の上に広がる道」として人気の瓶ヶ森林道(通称UFOライン)。その真ん中あたり、標高1,400メートルの稜線に建つのが「山荘しらさ」です。
四国の屋根・石鎚山系の自然に抱かれたこの宿は、晴れた日には四国山地を一望でき、夕暮れには山の稜線がオレンジ色に染まり、夜には満天の星が降り注ぎます。
登山者のベースキャンプとしても知られていますが、最近はSNSをきっかけに「天空の絶景スポット」として注目され、観光や写真撮影を目的に訪れる人も増えてきました。
ここはただの宿泊施設ではなく、地域と自然、人をつなぐ拠点。四国の新しい魅力を再発見できる場所です。
山荘しらさの魅力
四国随一の絶景ポイント

山荘しらさの最大の魅力は、何といってもそのロケーション。
目の前には石鎚山系の稜線が広がり、季節ごとに姿を変える山並みが旅人を迎えます。
春:残雪と新緑のコントラスト。足元には小さな花々が咲き誇ります。
夏:平地より涼しく、避暑地として最高。青空と高山植物の彩りが鮮やかです。
秋:山全体が燃えるような紅葉に包まれ、思わず息を呑む美しさ。
冬:白銀の世界に変わり、凛とした静けさが訪れます。
季節によってまったく異なる景観は「何度でも訪れたくなる」理由のひとつ。
星空に包まれる夜

街の灯りから遠く離れた山荘しらさは、星空観察の名所でもあります。夜になれば空一面に星が広がり、天の川が肉眼で見えるほど。
「空から星が降ってくるみたい」と感嘆する声が絶えません。流星群のシーズンには、写真好きや天体ファンが全国から集まります。
地域観光とつながる立地

山荘しらさは、愛媛県西条市と高知県いの町の県境に位置しています。
そのため、宿泊を拠点に 吉野川の清流や西条の水文化 を巡る旅ができるのも大きな魅力です。瓶ヶ森林道の絶景ドライブと組み合わせれば、四国の観光資源を一度に味わうことができます。
サービス内容

山荘しらさは、自然を楽しむ人々を温かく迎え入れる宿です。
客室

- ロッジがあり、登山者だけでなくファミリーや観光客も利用しやすい造り。
- 素朴ながら清潔で、木の温もりが感じられる落ち着いた空間です。
食事

- 地元の食材を活かした料理が提供され、素朴ながら心に残る味わい。
- 山並みを眺めながらいただく夕食や朝食は、旅のハイライトとなるでしょう。
館内設備

- 食堂や談話スペースでは、登山者同士や旅行者同士の交流が生まれます。
- 日帰り利用も可能で、ドライブ途中の休憩や軽食利用にも便利です。
地域とのつながり
- 学校や団体による自然学習の拠点としても利用され、地域の教育資源としての役割も担っています。
- 地元食材や観光情報の発信拠点として、訪れる人を地域につなぐ役割を果たしています。
基本情報/アクセス
営業時間:宿泊 チェックイン 15:00 チェックアウト 9:30
カフェ 11:00~16:00
料 金:1棟 ¥20,000/日 (2名様まで) 追加 +¥8,000/人
(※休前日 1名¥2,000UP ※未就学児は宿泊料無料)
夕食(17:30〜19:00)¥3,500 ・朝食(7:00〜8:30)¥1,500
定 休 日:火曜日(冬季閉鎖は休業となります。(11月下旬〜4月上旬))
電話番号:090-2235-1400
所在地:高知県吾川郡いの町寺川175(愛媛県西条市と高知県いの町の県境、瓶ヶ森林道沿い)
自動車:西条市・いの町の双方から瓶ヶ森林道を経由してアクセス可能
注意点:町道瓶ヶ森線は冬季通行止めになるので、春〜秋が主な利用シーズンです。積雪・凍結の際は通行できません。
公共交通機関:アクセスは困難なため、マイカーまたはレンタカーの利用がおすすめです。
利用シーズン:春から秋にかけてが一般的。特に紅葉シーズンは混雑が予想されるため、早めの予約をおすすめします。
まとめ
山荘しらさは、ただの宿ではなく、四国の自然と人、地域をつなぐ拠点です。
四季折々の絶景、星降る夜空、地域観光との組み合わせ――どれをとってもここでしか体験できないものばかり。
「一度訪れたら、必ずまた来たくなる」そんな旅人の声が多いのも納得です。
四国を旅するなら、ぜひ山荘しらさを拠点に。きっと心に残る特別な時間が待っています。